モバイル家電機器が今後数年で激増する
調査会社 ABI Research が4日に発表した最新レポートによると、ブロードバンドの広範な配備が、今後数年間で新しい種類の家電機器の出荷を急増させるという。ブロードバンド対応の家電機器は、2014年までに2008年比で55倍にも激増するというのが同社の予測だ。
http://japan.internet.com/allnet/20100105/11.html
同社が言及した機器とは、急成長分野の電子書籍リーダー、携帯型のデジタルスチル/ビデオカメラ、パーソナル メディア プレーヤー (PMP)、パーソナル ナビゲーション デバイス (PND)、モバイル ゲーム機器などだ。ABI はこれらモバイル家電機器の総出荷数が、2014年には5800万台に達すると予測している。
ABI の上級アナリスト Jeff Orr 氏は取材に対し、次のように語る。「Amazon.com の『Kindle』といった電子書籍リーダーの出荷数が、2009年の段階ですでにおよそ200万台にのぼっており、この数字は今後増加し続ける」
成長が見込まれる別の製品分野は PND だが、同氏によれば PND に対して最も関心を示している地域は西ヨーロッパだという。「これら PND は、時は金なりと捉える地域のタクシーや車両群などの応用環境で利用されている」と Orr 氏は説明し、今後数年間で日本、韓国、台湾などのより大きな市場でも伸びる可能性があるとした。
モバイル家電機器の利用で要となるのは通信環境だ。Orr 氏によると、通信事業者はわれ先に高速ネットワークで需要に応えようと競っているが、モバイル家電機器の一部について言えば、速度は必ずしも重要ではないという。同氏は一例として、AT&T が最近発表したデジタル写真フレームを挙げた。同製品は、定期的に写真群を送信する電子サービスに連動している。「これはサービス範囲の広大な 2G ネットワークで機能する。この種のコンテンツにはまさに適当だといえる」と同氏は語った。
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