iPhone×PND×ケータイ! 理想のチャリナビ徹底比較
都内の移動は電車や自動車より自転車の方が意外に速くて便利。でもはじめての場所へ行くときは自転車でもナビが欲しい。自転車専用のナビはすごく高価。よって、カーナビやケータイを使ってナビしてみる。自転車にセットしてナビで目的地をセットして、道に迷いそうになったら地図を見て、もっとも適したのはどれか。iPhoneとPND(パーソナル・ナビ・デバイス)とケータイの3つを同時に装着して使い比べてみた。
http://ascii.jp/elem/000/000/472/472007/
1) Garmin nuvi 205
Garmin社は世界を代表するGPS機器のメーカーで、アウトドア用、自転車用、トレーニング用、自動車用(PND)と多くのラインナップを用意している。その中で最も廉価で手軽に使えるPNDが「nuvi 205」(3万4800円、amazon.co.jp調べ)だ。
Garmin社による、3.5インチの小型PND「nuvi 205」。自転車用モードを搭載しているのが特徴。今回のテストに最適!
アウトドア用と違って防水機能は持たないが、その分低価格で、車両選択時に「自転車」を選べるのが特徴だ。自転車用ルートを示してくれるカーナビは今のところこれだけかも。
2) iPhone 3GS+いつもナビ
iPhoneはナビアプリ、ゼンリン「いつもナビ」でテストに臨む
iPhoneはGPSを内蔵しており、地図表示機能で自動車用のルート検索機能もあるが、ナビ機能と呼べるものは別途アプリを購入する必要がある。
ナビ機能が不要なら自転車向けのGPSアプリ(移動経路のログを取ったり走行距離や現在の時速を教えてくれたり)が多数あるが、「カーナビ」アプリは現状、「いつもナビ」と「全力案内」の2つ。「全力案内」は徒歩モードを持つが、徒歩モードでは6kmまでの距離しかサポートしない。両方を試してみて、今回はより柔軟に使える「いつもナビ」を採用した。
「いつもナビ」はゼンリンのカーナビアプリ。Lite版とフルバージョンがあり、価格は1800円、2800円(一年間)だ。Lite版は別途ナビパックが必要なので、よく使うなら「いつもナビ」がお薦め。地図は2D表示だが、交差点の拡大図を表示してくれたり、ルート上の地図データをあらかじめダウンロードすることで走行中のデータ通信を抑える機能がある。カーナビ並に細かい条件設定が可能など本格的なナビアプリだ。
3) au Sportio+EZ助手席ナビ
ケータイ部門からはau SportioでEZ助手席ナビを起動して挑んだ
auのケータイは標準でナビ機能を持っている。徒歩用の「EZ ナビウォーク」と、自動車用の「EZ助手席ナビ」だ。どちらもフル機能で月額315円。自転車用のナビはないのでどちらかを使う。
比較的自転車向きのルートを出してくれるのは「EZナビウォーク」だが、「最長10km」で、それ以上の長距離には対応しないし、徒歩専用なのでときどき「階段」に案内されることも。そこで今回は自動車用の「EZ助手席ナビ」を採用した。近距離の知らない場所へ行くときのちょっとした案内なら「EZナビウォーク」が、ある程度離れた目的地へ走るなら「EZ助手席ナビ」がいい。設定項目は少ないが、その分操作も内容もシンプル。音声案内もしてくれる。
今回利用した端末は「Sportio」。スポーツ向けの防水端末で、タッチパネルで操作できることと全面が液晶パネルのタイプなので自転車への装着が容易で画面も見やすい。防水なので不意の雨にも安心だ。
出発前テストその1――自転車にセットしやすいのは?
nuvi 205には自転車用の純正マウントがあるが、iPhoneやSportioではサードパーティの製品を使うことになる。今回は公平を期するために、3機種すべてでRAMマウント社のRAMマウント(実売価格合計3500円、編集部調べ)を使って装着した。
nuvi 205とiPhoneにはRAMマウント用のアダプターとしてそれぞれ「RAM-HOL-GA24U」「RAM-HOL-AP6U」(いずれも実売価格2100円、編集部調べ)を用意しており、がっしりとはめこむことができ、取り付け角度も自在で、強度も高く、きちんと取り付ければ自転車が転倒してもびくともしないなど信頼性が高い。高価だがもっともお薦め。
RAMマウント専用アダプターはGPSストアや自転車用品専門店などで購入できる
RAMマウントのボールベースをハンドルバーに止める。ナットのサイズは11mmなのでサイズがあったスパナを用意。U字ボルトが滑らないようゴムの板を1枚かませてセットし、動かないようきつく締める。ボールの角度は任意で。つづいてアームを用意する。アームで取り付けるアイテムの角度は変更可能だ。そのアームにホルダーを装着すれば作業完了である。
1) nuvi 205
ボールをセットしたnuvi用ホルダーをアームに取り付け、nuvi 205をパチンとはめ込むだけ。とりつけるとき上下を間違えないこと(逆にはめると電源スイッチが隠れてしまう)。それだけでかなりしっかり止まる。
ボールマウントをハンドルバーに装着したら、アームとマウントアダプターを装着。nuviをカチッとはめこんで完了だ
2) iPhone 3GS+いつもナビ
ボールをセットしたiPhone 3GS用ホルダーをアームにとりつけ、iPhone 3GSをパチンとはめ込んで角度を調節するだけ。非常に簡単。iPhone 3GSに合わせて作られているので、ケースに入れていると無理なので注意。iPhoneを上から抑える爪部分に少し余裕があってカタカタ言うので(実害はないが)、わたしはそこにゴム板を1枚貼っている。
基本的な手順は同じ。iPhone 3GS用ホルダーをアームに取り付け、そこにiPhoneをはめこむだけだ
3) Sportio+EZ助手席ナビ
ケータイは汎用の小型ケータイ用ホルダーを使って装着する。ボールをセットしたホルダーをアームに取り付け、左下にあるボタンを押してホルダーの押さえを広げる。そしてSportioを置き、両側からぐっと抑えて固定する。ただ、左右から挟んで下で支えるだけのシンプルな構造なので、繰り返される振動でずれたり落ちる可能性がある。ゴムバンドなどで補強したり(今回は輪ゴムで止めた)、ストラップをハンドルバーなどにくくりつけて命綱代わりにした方がいいだろう。
また、このホルダーだとSportioのサイドキーが2つ隠れてしまうのが残念。
Sportioは汎用の小型ケータイ用ホルダーを使用して装着する。割とシンプルな構造で外れてしまう可能性もあるので、バンドなどで補強するといい
RAMマウント以外の装着方法
nuvi 205には純正のシンプルなマウント(実売価格3360円、編集部調べ)が用意されている。ハンドルバーやステムにタイラップでマウントをくくりつけ、そこに本体をはめ込む方式だ。こちらは低価格でシンプル。
iPhoneやケータイ用としては独リヒター社のバイシクル・マウントがお手軽。iPhone 3G用ジャケットや、各種携帯電話用のグリッパー、PND用のナビグリッパーなどが用意されている。堅牢性や柔軟性ではRAMマウントに劣るが、別途ゴムバンドなどで脱落防止の補強をすれば、低価格なマウント方法として使えるだろう。
まとめ
自転車に手早く装着して安定するのは、機種専用のホルダーが用意されたnuviとiPhoneが一番。どちらもマウントしたままでの操作も問題なく、どちらがいいかは甲乙付けがたし。だが冬などグローブを付けている場合は感圧式でひとつひとつの表が大きいnuviが有利。ケータイは汎用ホルダーを使うことになるため、やや劣る。
出発前テストその2――ナビのセッティングをしやすいのは?
ナビの基本操作は、現在地から目的地へのナビゲーション。そこで、目的地をその名称で検索し、現在地からそこへ行くまでのナビゲーションをセットした。同時に自転車に向いたセッティングが可能かどうかもチェック。
1) nuvi205
ナビ開始まで:5ステップ
nuvi205は自転車モードにすると自転車に向いたルートのセッティングが出来る上に、回避機能がある。幹線道路を回避すればより自転車向きのルートを選択してくれる。目的地検索はかな漢字変換機能が非常に弱いので、50音表からかなで目的地をセットして使う必要がある。かな入力で目的地が見つかれば、あとは「出発」をタップするだけだ。
ナビ起動→目的地検索→名前から検索→入力→候補から選択→出発 の順
2) iPhone+いつもナビ
ナビ開始まで:12ステップ
目的地検索の方法は郵便番号やジャンル、住所、ブックマークなど一般的なカーナビと同じだけ用意されているが、iPhoneらしいのは「連絡先」。iPhoneのアドレス帳に登録されている住所から選択可能で、携帯電話と一体化したナビならではだ。
目的地をセットすると、ルート探索条件となる。利用車種としては自転車にもっとも近そうな「軽自動車・バイク」を選択。それ以外は下記の設定がお薦め。
ナビ開始時に「ルート沿いの地図を取得」を選ぶと最初に地図をダウンロードしてくれる。これはよい。欠点は、タッチパネルが感圧式でないため、指先まであるグローブをしていると操作できないこと。
「いつもナビ」起動→機能メニュー→ルートを探索→到着地をタップ→フリーワードで探す→入力→候補から選択→決定→ルート条件設定→決定→同意の上利用→現在地取得→ナビ開始 の順
3) Sportio+EZ助手席ナビ
ナビ開始まで:13ステップ
目的地はEZナビウォークと同様、ジャンルや郵便番号、フリーワードなどで検索可能。こちらもタッチパネルが感圧式でないためグローブでの入力は不可だ。iPhoneのようにアドレス帳から住所をもってくることはできないのは残念。
目的地セット後にルート探索条件を入れられるが、渋滞の考慮と有料道路のオンオフのみで、細かな設定はできないし、毎回この設定をする必要がある。
「EZメニュー」→「EZナビ」→「EZ助手席ナビ」→確認→目的地を検索する→フリーワードで探す→文字入力→検索→候補から決定→条件設定→今すぐ出発→現在地取得→ルート案内開始→確認の上同意 の順
まとめ
ナビ開始までのステップが少ないのはnuvi205。さすが専用機。文字も大きいしグローブをしていても操作できる。2番目はiPhone。操作が快適。Sportioは通信が多く発生すること、確認画面が多いことからちょっとストレスが溜まる。
走行中テストその1――もっとも信頼して使えるのはどれ?
いざ走り出してみると、機種やアプリによる違いがすごく多い。自転車に向いたルートを出してくれるか、ルートからはずれたときすぐリルートしてくれるのか、現在地を見失わないか。そこをチェック。
1) 現在地取得が速いのは
出発時、最初に必要なGPSの仕事は現在地の取得。これはnuviがもっとも遅かった。見通しがいい開けた場所で約1分。ビルがあったりするともっと時間がかかる。iPhoneとSportioはGPSの電波地、携帯電話の基地局情報の両方を使っており、まず基地局情報などでおおまかな場所を得てからGPSで精度を上げている。そのため現在地取得は高速でうれしい。
現在地確認中の画面(au Sportio)。数秒で現在地を捕捉できる
2) 自転車にぴったりなルート案内をしてくれるのは?
nuviは自転車モードで幹線道路を回避にすると、ほどよく脇道を使ったルートを示してくれる。iPhoneの「いつもナビ」は軽自動車・バイクを選択し、前述のセッティングにすると幹線道路も使うが、もっと短く済むルートがあればそちらを利用。EZ助手席ナビは細かいルート設定ができないので、幹線道路を走りたがる。やはりnuviが一番いい。
「nuvi」のルート。縮尺を小さくしすぎたのでわかりづらいが、環八(311)をつっきって線路沿いにまっすぐいく大通りを避けたルートを選択 「いつもNAVI」のルート。線路沿いに行き、Z字状にまがって水道道路(斜めの道)を選択。環八は避けてくれた 「EZ助手席ナビ」のルート。途中で水道道路(斜めの道)にはいり、そのあとは環八をまっすぐ行くルートを選択。幹線道路メインのルート
3) リルートの速度が速いのは?
今回は積極的に脇道に入っていくことにした。環八や甲州街道、246号線といった幹線道路は車も多くて空気も悪いのでできるだけ避けたい。リルートの速さには2種類ある。ひとつは「どの時点でリルートを開始するか」。もうひとつは「リルートの計算の速さ」だ。
リルート開始が早かったのはnuvi。少しでもルートをはずれるとすぐルート再探索がはじまる……が、正しい道を走っていてもGPSの現在地取得がずれたせいでリルートが始まるのは難点。2番目にリルート開始が早いのはiPhone。なかなかリルートがはじまらなかったのはEZ助手席ナビだ。
リルートの計算がはじまれば、どれも同じように高速でストレスは感じないが、iPhoneがもっとも高速で、nuviはちょっと時間がかかるという印象だ。
nuviは少しずれるとすぐリルートがはじまる EZ助手席ナビはルートをはずれてかなりたってから「ルートを外れています」と警告。こののち、リルートがはじまった
4) 現在地の精度が高いのは?
細い道に入ったり首都高の下を走ったり繁華街に入ると、GPSの電波を妨げる要素が増え、現在地の精度がずれるのは当たり前。一番よくずれたのはnuvi。けっこう高い頻度で1本隣の道を表示したりしてくれた。これは残念。
iPhoneとSportioは大きなズレは少なく、それなりの精度を保ってくれた。ただ、EZ助手席ナビはナビ中の地図拡大に限度があり、あまり細かい表示にできないため、多少現在地がずれても画面でわからない。どちらも多少はずれるのは確かだ。
順番としてはSportio→iPhone→nuviといったところか。
nuviが現在地を見失った画面。実際は紫の矢印で描かれた場所にいた iPhoneがルートをはずれたとき。実際にはオレンジの線の道路を走っていた。ただ、青い円で現在の精度を示してくれるので、GPS の精度が落ちたときにすぐわかるのはよい 青い点が走行ルート。一部で道を少し外れているがおおむね問題なし
まとめ
いいルートを選択してくれるのはnuvi。これで走行中の位置取得精度がもうちょっと高ければ……。ただ多少はずれることもあるのは承知の上で使えば問題なし。
走行中テストその2――地図が見やすいのは?
走行ルートや次の曲がり角を知る以外にも、どこを走ってるかわからなくなったり、目的地の詳細な場所を知りたいとき、地図は見るもの。ただし地図を見るのは信号で止まったときや、路肩に寄せて自転車を停止させたときのみにすること。
1) nuvi 205
nuviは3D表示でその場で拡大縮小できるし、画面をタップすれば2D地図表示になってスクロールや縮尺変更も可能。画面解像度は低いがその分線が太くて文字も大きいので、視認性は高い。ディテールを見るときは2D表示にして拡大すること。
3D表示画面。拡大もできる。スピードや到着時刻、次の交差点の案内も表示される。プラスとマイナスをタップすると拡大縮小 地図をタップすると2D画面にここで拡大縮小が可能 最大限に拡大。お店のアイコンが並んでいるが建物の描画はなく、他の2つに比べて簡素だ
2) iPhone 3GS+いつもナビ
iPhoneの「いつもナビ」は2D表示だが、交差点が近づくと右上に詳細な図や3D表示をしてくれるし、進行方向を自動的に向く電子コンパスもすばやくて使いやすい。拡大表示は拡大アイコンをタップするほか、iPhoneらしくダブルタップや2本指でも操作可能だ。より詳細をみたければいったんナビを止めてグーグルマップを見るという技も使える。
縮尺を落とすとこんな感じ 倍率最大。ここまで大きくなる 複雑な交差点では右上にその構造が図示されるので便利
3) Sportio+EZ助手席ナビ
ナビ中の画面はシンプルな上に、ナビ中の画面拡大には限界がある。建物の輪郭まで表示される「市街図」レベルにするにはいったんナビを止めるか地図をスクロールさせてナビモードから抜ける必要がある。そこが不便。そこからルート案内を再開するときはまた縮尺が戻るのは残念。また解像度が高い割に画面が小さく、屋外での視認性もあまり高くないので、もっとも見づらかった。
地図はもっとも拡大してこのレベル 地図をスクロールさせるとナビからいったん抜けるのでここまで拡大できる。これなら細かいところもわかる ただし、クリアキーでナビに戻るとこの表示が出て縮尺が元に戻ってしまう
まとめ
解像度は低くても線が太くて視認性が高いのはnuviだが、細かく地図を読みたい人にはiPhoneがお勧めだ。EZ助手席ナビは操作性や表示範囲でちょっと劣る。
走行中テストその3――バッテリーが一番持つのは?
ナビ中は電源を入れっぱなし、モニタもつきっぱなしになるのでバッテリの持ちは非常に重要だ。そこで同時に使って比べてみた。
一番早くに電源が切れたのが、Sportio。走行開始から約2時間半でダウン。次がiPhoneで約3時間もった。液晶画面の明るさ設定で多少の増減はあるし、ケータイは通信や通話でもバッテリを食うのであくまでも目安。iPhoneはバッテリ残量を%表示し、残りが20%を切ると表示が赤くなる。逆にSportioは3段階表示で、ひとつめの目盛が減るまでは長いが、一度減り出すと早いので注意が必要だ。
もっとも長かったのがnuvi 205。3時間半以上でアラートが出て、電源が切れるまで約4時間15分だった。
nuviのバッテリ残量低下画面。このあと30分近く走って突然切れた。
長時間使い続けたいなら外部バッテリは必須だ。
お薦めはサンヨーの「エネループモバイルブースター」(KBC-L2AS)。5000mAhの大容量のリチウムイオン充電池を内蔵しており、USB端子を2つ持っている。USBで充電できる機器ならほぼどれでも利用可能だ。
iPhoneとnuvi 205は本体付属のUSBケーブルを使って充電、及び通電しながらの利用も可能。5000mAhは一般的な機器内蔵リチウムイオンバッテリの4~6倍程度なので10時間以上は使えるだろう。これなら安心だ。ケータイもUSB接続の充電用ケーブルを別途入手すれば通電しながらの利用が可能である。
結論:チャリナビとしてどうなのよ!
今回、3つのまったく違う端末で同時にナビしてもらってみた。
やはり餅は餅屋。目的地をセットして純粋にそこに導いて欲しい、というときはPNDが最高に便利。解像度は低いし文字も大きいし道も縮尺によって大胆に省略されるが、その分視認性が高いのだ。画面とにらめっこしなくても、交差点などでときどきチラ見するだけで把握できる。時々GPSがご乱心するが、気にしないで道なりに進めばよい。いずれ正しい場所を認識し、必要ならリルートしてくれるからだ。そのくらいおおらかに使えば最高に役立つ。
iPhoneとauのケータイは、バッテリーの持ちが一番心配。ナビ以外にも使うのでナビだけで電池を使い切ってはまずい。よって、外部バッテリは必須だ。
もしiPhoneを持ってるならそのまま使う方がいい。特に地図を見るのが好きな人には高精細で地図が見やすいiPhoneはお薦め。ナビ中にメッセージがはいったらいったん止めて返信してまたナビ再開、というのも快適(今回も走行中にメッセージが入ったので路肩に寄せて返信。無事ともだちと合流してランチできました)。ただ、タッチパネルが静電容量式なので冬などグローブをしていると操作できないのが欠点。あとは自転車ナビアプリが出てくればいうことなし。
auのケータイは自転車への取り付けもナビ内容も含めて、正直なところ、微妙。EZ助手席ナビより徒歩用のEZナビウォークの方が出来がいいので、EZナビウォークが自転車に対応(長距離対応や、自転車用ルート対応)してくれるとうれしい。
ただ、ケータイで通話しながら、ひどいときは片手でメールを打ちながら自転車に乗る困った人が問題になっている現状では、携帯電話会社として自転車用ナビを搭載しづらいだろう。使うときはハンドルバーなどにしっかり固定すること。片手で持って見ながら運転するのは厳禁である。
著者紹介――荻窪圭
都内を自転車で走り回って作例を撮るのが日課のパソコン・デジカメライター。現在、GPSとしてGarmin社のEdge 705を愛用中。愛用の自転車は2台。1台は2002年型BianchiのPRESTO(クロスバイク)のコンポをSHIMANOの105に乗せ替えたものでメインマシン。もう1台は初代のBD-1で輪行用に使っている。現在ascii.jpで「這いつくばって猫に近づけ」を連載中。
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